とんでもなく酷い出来を想像していたけれど普通に面白かった。
大筋は原作からそれほど反れてはないけれど細かい所で違うのが積もり積もってつまらなく感じてしまうのかもしれないけれどなんとか許容内ではあった。
Lの捜査本部に入る動機は中々面白い物ではあったけれど、その過程が原作好きからするとちょっといただけなかった。
あと自分がDEATH NOTEで面白く思ってた部分が入ってなかったのがちょっと残念。
リュークとの初対面の時にびっしりと書いたノートを見せる所。
折れたシャープペンの芯で部屋に入られたと気付くあたりがあっさり。
小型テレビを捨ててもったいないと言うリューク。
などなどあるけれどそんな細かい所まで汲み取れるはずないよな。
でも逆に原作通りの所があると受けが良かったりした。
Lが携帯電話をばっちい物のように持つ所では後ろの席の女性1人だけ笑ってたりした。
まあそういった部分で個人差が出てくるだろうな。
原作のように細かい所で伏線を張っているなぁと思えたところとして
ミサミサの料理番組を見てリュークが笑ってたのはミサの大ファンである死神ジェラスが見えたから？
最後の美術館でライトがペンを出したのはLを釣る為の罠？Lもそれを承知でまんまと引っ掛かったように見せてるのだろうけど。
後編への気になる点としてはレムがどういった感じで出るかという所。
ミサを刺そうとした奴を殺したのはおそらくジェラスだろうけれど*1あの場でノートを拾ったらどんなタイミングでレムが出てくるんだろう。
レムが来なきゃ死神の目の取引は出来ないだろうしレム無しでライトと出会いリュークと取引ってのは無いとは思うが。
原作でジェラスは死神界で全ての様子を見ていたはずだったからレムが出てくるきっかけがあったけれど映画ではどうなるんだろ。
でもCGの死神の出来は良かったけれどあれが2匹出るとちょっとうざったいのかも。
*1:ノートと一緒にジェラスの灰があるはずだろうけど無かったのは話の都合上しょうがないのか。死んだ死神の灰はノートに触れてない者でも見えるので。
