映画館に、日本映画があった頃

野沢尚の文庫化されてる小説で読んでないのは龍時 02-03 (文春文庫)だけだと思うんだけど文庫化されないであろうこのエッセイ集をなんだか無性に読んでみたくなったので一気に読んでみた。
でなんとなくは思ってた通りだけどそれでもここまで熱く繊細な人なのかと再確認させられる。
1990-95年の間にノザワさんが見た邦画についてのエッセイだけど実際は映画の批評より自分の周りのことのほうが多く読了後にはそっちの事しか頭に残ってなかった。
しかも今だからこそ悲しくなってしまう所があるので読み終わったら胸が熱くなった。


あー国会図書館でかたっぱしから雑索物を漁りたくなった。